播州 加古川は、ゆかりの将棋棋士が多い町として知られております。
「捌きのアーティスト」の異名で知られる久保利明九段、第2回将棋電王戦で時の人となった船江恒平五段など。
加古川で将棋のタイトル戦が行われたことも何度かあり、その度に話題としてあがるのが割烹「将棋屋」。
加古川で、うなぎ料理と言えば ここなのだそうです。
となると、将棋通の人間としては一度足を運ばねばなるまい、と。お目当ては蒲焼定食。
明治時代に創業した老舗だけあって、店舗も戦前からの和風旅館そのままの佇まいであります。座席は全席個室。
もちろん、鰻は関西風です。脂の乗ったうなぎですが、コテコテ系が苦手な私でも口の中にスイスイ納まります。
それ以上に、肝吸のお出汁が絶品です。おそらく、将棋屋さんのお鍋は美味しいでしょうね。
たまには、ゆったりとした空間でお食事というのも、いいものです。
なお、夜の部では予約が必要です。