Zeiss Mono 3x12 【単眼鏡】

Leica D-LUX 5

 私は一時期、デジカメのAF設計のお仕事をしていました。
その経験上、レンズ関係の品定めにはちょっとうるさい。

 まず知っていただきたいのは、「レンズは生もの」であるということです。
同じメーカーの同じ型番の商品でも、レンズの出来・不出来には個体ばらつきがあります。
ですから、レンズものを買うときは必ず実店舗に出向いて、実物を見せてもらってください。
通信販売では買わないほうがよろしい。

 実物を手に取ったら、まずは方眼用紙のようなもの、格子状のものを覗いてみてください。
安物のレンズだと、中心部分は正方形に映るのですが、周辺に行くにしたがって格子が歪んで見えてしまいNG
また、色収差といって実際には無いはずの色が見えてしまったりします。
Leica や Zeiss のレンズは、そういった問題が出ないようにきちんと作られている筈です。

 じゃあ、Leica や Zeiss の製品なら無条件にOKかというと、違うんですね。
中には、目障りになるフレアやゴーストを持っている子がいたりするのです。
フレアやゴーストの有無をチェックするには、電球や蛍光灯といった光源にレンズを向けてください。
視界の周辺に明るいリング状のものが見えてしまったら、その子はゴースト持ちです。残念。
何も出なかったら、レンズを覗きながら光源の周りを一周させてみてください。レンズをくるくると回転させながら一周させるとベストです。
たいていの子は、どこかのタイミングで何かが出ると思いますが、実用上問題ないことを確認した上で購入の是非を判断してください。
もし、それでも何も出なかったら、その子はチャンピオン・レンズです。迷わずチョイスしてあげてください。

 私も、店頭で実物を2個出してもらって、ゴーストが出にくい子を選んでお持ち帰りしました。
美術館,博物館に行くときのお供の品です。



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