飯原医院 (大阪 上新庄) 【肛門科】

飯原医院

 西洋医学の病院の選び方にはコツがあります。優先順位としては、

  1.スペシャリストの開業医
  2.地域の総合病院
  3.大学病院

 お医者さんの たまご は、まず大学病院で修行を積み、一定期間が過ぎたら地域の総合病院等に移っていきます。
なので、体の具合が悪いからと言っていきなり大学病院に行くと、ほぼ確実に新米医師に当たります。
(そういう事情から、たいていの場合はキャリアの長い医師がサポートとしてついています)
そして、検査ともなれば新米先生の格好の練習台になってしまいます。
そもそも、大学病院は地域の総合病院の手に負えないような病状の患者さんがお世話になるべきところです。

 したがって、たいていの場合は近所の総合病院に行くことになると思います。
総合病院では新米先生に当たることはないですが、それでもお医者さんの当たり外れというものが実際問題としてあります。
本当に腕のいいお医者さん、患者の話をよく聞いてくれるお医者さんもいれば、
データしか見ておらず患者さんの方向を見ていない残念なお医者さんも、現実にいらっしゃいます。
(余談になりますが、初診で病院に行く際には担当医師の保有資格・専門分野を調べておいた方がいいです。
 例えば、手を骨折した可能性がある場合には、手の外科専門医であるかどうか といった具合です。
 手の整形外科はデリケートな部分を扱うだけに専門性が高いのです)

 ベストの選択肢は、その分野のスペシャリストの先生に お世話になることです。
ときには、医者の腕の違いというものを これでもか というほど思い知らされます。

 飯原医院は大阪 上新庄にある病院で、ここの院長先生は大腸・肛門分野のスペシャリストです。
痔の手術が上手いことがタクシー運転手の間で評判になったらしく、それが口コミで広がって人気が出たようです。
私もお世話になりましたが、確かに上手いわ あの院長先生。
大腸内視鏡の検査も受けたことがありますが、全く痛くありませんでした。
地元の総合病院では、内視鏡が大腸をスムーズに通らず七転八倒の苦しみを味わったというのに orz
治療内容については丁寧に説明下さるので、本当に文句のつけようがありません。

 ただ、体に異常を感じるのに 検査では全く異常が見つからない といったケースは、名医であっても難しい問題です。
これは医者の腕というよりは西洋医学が抱える根本的な問題(病気の原因が目に見えるもの、数値化して
検出できるものであれば根本的な治療が望めるが、そうでない場合には対処療法にならざるを得ない)であり、
そのような場合は東洋医学に分があることも少なくないのです。


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